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*こちらで描かせて頂いたチュウ絵は、親御さんのみ保存転載OKです。
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夜、あたりが暗くなった頃、何となく甲板の上に出る。
海の上なだけあって、星と月の灯り以外に光源は無く、静かな闇に包まれている。
肌に当たる夜風が気持ちいい。


『私達十一連隊に出動令が下る間もなくカタが付けばいいんですけどねぇ』


ついこの間トーキーと交わした言葉をふいに思い出す。
彼のその言葉もむなしく、俺達は戦地に向かっているわけだが。

「もっとも、俺達が戦わない所でオースィラとメアレイヒの軍人同士が殺し合いをしているのも、確かなんだけどな」

そしてその度に、どこかで誰かが大切な人を亡くして悲しむのも確か。

大体戦争なんて、いがみ合っているのはお偉いさんのクセに、哀しい思いをするのはいつもその下にいる兵や民じゃないか。
(一般国民は基本的に"協約"で守られてはいるが)
こんな事に意味は果たしてあるのだろうか。いや、軍人が戦争に意味を見出す事自体間違いなのだろうか。

大きな声では言えないが、くそくらえだ。

「あら、アカガネ少尉。ここにいたのね」

「ディアか、何か用か?」

「用も何も、もう夕食の支度が出来ているのよ。席に着いていないの、貴方だけなんだけど」

「あ、あぁそれは悪い悪い^^;今行くよ」

ディアと一緒に、食堂の方へと歩く。
やっぱり、艦内のこの低い天井は慣れない。

「ねぇアカガネ少尉」

「何だ?」

「さっき甲板で、何考えてたの?なんだか思いつめた風な顔だったけど」

「…いや、何でもないよ?大体俺が、そんな考え事をするような頭を持っていると思うか?」

「…それは、そうだけど…」

「さぁ、早く行こうぜ。みんなを待たせちゃってるからな」

食堂に着くと、遅い、腹減った、などのブーイングで歓迎される。
俺はバツが悪そうにしながらも、みんなに謝った。



みんなを信用していないわけじゃないけれど。
あまり心の内を話す気にはなれない。自分の、出自の事も。
俺のことでみんなに心配をかけたり気を揉ませたりしたくないという思いもあるのだが…



=====


記事をリサイクルして艦上記に。多分ディアさんの記事のすぐ後の時間軸です。

ちょっと余談。アカガネが士官学校に入ったのは家族を失ってからまもなくの頃のつもりです。…ところで親とか身元保証人がいなくて士官学校って入れるのだろうかと思ってみたり…その辺は二次元マジックという事でおk?
その時は大体14~15歳くらい、自分が軍人になって一日も早く戦争を終わらせるんだ!と思ってました。
けど歳を重ねるに連れて、また軍人になってみて、当時では見えなかったことや考えなかった事にも気が付くようになって、現在モヤモヤしている状態です。
更に自分が実はメアレイヒの人間だとも知ってしまったからさぁ大変←

そうしたモヤモヤを誰にも打ち明けていないのは、心の傷が警戒心を強くした…的な?笑
コイツは人懐っこいように見えて、実は人と自分との間に一線引いていてというか壁張ってるようなヤツです。
普段二枚目半なのに実はシリアスでヘヴィな背景背負ってる人って結構好きなんだ←

文章が纏まっていないのは仕様です、いつもの事です。つっこんだら負けですよ奥さん(誰



以下、リサイクル前の記事の文章↓

勝手に大隊長様達のページにリンクしてしまいました^q^
パパとも柊様とも絡みたいんだぜ…!(自重

そして今日は体調が悪いのでこれで一杯一杯になりそうです…戦争のしょっぱなからずっこけてますゲフン。
後日この記事をリサイクルして戦争記事を書こうかなと思います。

やりたいこと⇒
ヘルツィヒさんにお会いするんだぜ!
非戦闘員の方を護衛したい
戦争中のライス中隊長に恐怖を感じたい(不信感はないけど)
アユちゃんとバトル!(ギャグ展開
デイモス大隊長と通信機で連絡取り合いたい
エージ君とすれ違い
どなたか共闘orバトルしませんか(自重
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