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*こちらで描かせて頂いたチュウ絵は、親御さんのみ保存転載OKです。
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「………」

行きとは違い、重苦しい空気が漂う艦内。

俺達に、撤退が命じられた。
オースィラ軍の敗北という形でこの戦いは幕を閉じた。


…俺は正直、勝ち負けだなんてどうでも良かった。
みんなが生きて帰って来た事に安堵し、その一方でこの戦争で失われた命を思うと哀しくてたまらない。
ただそれだけであった。

…軍を志したあの頃は、ただひたすらに敵を倒せば戦争は終わり、もう悲しむ人はいなくなるのだと、純粋に信じていた。
けれど、大人になってくるともっと色んなものが見えてきて。
今殺した敵兵にも、家族はいて。その家族が悲しんで。
いや、そもそも"敵"とは何なのだろう?何故俺達は"敵同士"なのだろう?
何故戦わなければいけないのだろう?
そして俺は元々はメアレイヒの人間で、殺してきた敵兵達もメアレイヒ人で…

「…っあぁもう!!」

だめだ、考えれば考えるほど頭の中がこんがらがってくる。

「…一体、何なんだろうな…」

そこで俺は、考える事をやめた。
目を閉じると、意識は闇へと墜ちていった。




=====
とりあえずの終戦記事。
オースィラが負けだったのでアカガネも後味悪く(オイコラ

…正直アカガネの思考が親の私にも分かりません。いや、分かる事はわかるのですが、どうやって文章にすれば私の思う彼の思想がより伝わりやすくなるのかが分からなくて…
端的に言うと、「10年ほど前はメアレイヒを倒せば戦争が終わり、戦争で悲しむ人はいなくなると疑いなく信じていた」「成長するに従って視野が広がるに連れて"メアレイヒは倒すべき敵"という認識に揺らぎが生じた」「オースィラ軍人という自分とメアレイヒ人という自分の狭間で悩んでいる」といった所でしょうか…
ごめん、私文書きじゃないから意味プーだと思います笑

8月戦ではアカガネの心境に何か変動を与えてあげたいです。
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