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*こちらで描かせて頂いたチュウ絵は、親御さんのみ保存転載OKです。
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「あら少尉、これから出発ですか?」

後ろから涼やかな女性の声が聞こえる。
俺が率いる小隊に所属する俺の部下、テンコ伍長だ。
美人な上に落ち着いていて切れ者で頼りになる。
…たまにえげつないけど。

「あぁ、テンコ伍長もせっかく休みなんだから里帰りなり旅行なり好きにすればいいのに」

「ふふ、まだ仕事が残っていましてね、それを今日中に片付けて、明日実家に行くつもりですわ」

俺が旅行に行くのに伴って、小隊の部下達にも暇を与えた。
テンコやバロンは里帰りをするらしいが、トーキーは実家に帰りたくないようであった。
イデアは…何考えてんのか分かんない。

「少尉はどのようなご予定で?」

「大陸横断鉄道で、当てもなくぶらり旅さ。のんびりしてこようと思うよ」

「横断鉄道、ですか…そういえば、その鉄道にまつわる噂話を聞いた事がありますわね」

「?」

「何でも、満月の夜に列車に乗った軍人は恐ろしい目に遭うらしいですわよ」

割とよくある怪談話だな。
俺はふぅんとだけ呟き、彼女の話を聞き流す。
生憎そうしたオカルトや迷信は信じないタチだ。

「忠告アリガト、でもそういうのってだいたい客引きや話題づくりのための作り話だろ?」

「ふふ、そうかも知れませんわね。あぁそうそう、今夜は満月らしいですわ。これから暫く天気もいいらしいですし、キレイな月が見られるかもしれませんわね」

そんなやり取りをして彼女と別れ、駅に向かう。

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[  05/09  へーちょ  ]
下記事にて、ようやく鉄道イベントに着手しました。
なんていうか遅いよ自分!GW終わってるよ!笑
とりあえず次は、下記事とディアさんとの夕食との間でチャドさんと絡みたいな、なんて…
そしてトイレに行こうとして間違えて女子トイレに入っちゃって、そのときにアユちゃんと遭遇したいな、なんて…
(希望論多すぎ)

そしていよいよメアレイヒ戦も近いですね。
今回うちの子は陸軍だからでしゃばって暴れられるぞー好き勝手できるぞーやりたい放題だぞーなんて思ってないですからね^^行動に制約が多かった空軍時代の鬱憤を晴らせるだなんて思ってないですからね^^断じて^^(

旧軍人時代の子とはあらゆる面で正反対の性質だから動かすの大変そうだなぁ…
この子は敵兵を傷つけたり殺したりしてしまったら少なからず罪悪感は感じると思うんだ、自分が昔戦争で家族を失ったように誰かの家族を戦争で奪ってしまうから。そしてそうした自分に疑問も抱くんだ。
けど軍人として戦っているうちにそうした罪悪感が麻痺してくるのを覚えて、それに恐怖しているといい。
今の彼はだんだんとそういうのを感じてきている頃だろうな。
んで、今のところそうした苦悩というかそういうのは誰にも話していないです。自分の過去や出生も、同じ中隊の皆様にも話してないしね。
いずれはそうした心のうちを話せる人が欲しいな、なんて…^^
…何が言いたいんだ私は;
あと今回最初から階級決まってるから降格は無いよね…大丈夫だよね…万が一のときは記事訂正させてくれるよね…(超☆弱気
そういやペンパルエージ君と互いの素性を知るのはいつ頃だろう^^←

=====

追記にて先日のエチャでボソっとこぼしたパロマンガです。
エージ君とリーゼちゃんをお借りしております。

ちなみに元ネタはあずまんが大王です。
大勢の人たちでごった返す駅のホーム。
その中で俺は荷物を持って列車を待つ。
ここに来ている人たちの中には、きっと故郷に帰る人もいるのだろう。

(帰る場所がある…って、羨ましいな…)

追憶の風景となってしまった故郷。過去の温もりとなってしまった家族。
もう戻って来ない場所。

そんな事に思いをめぐらせていると、ふと視界に見慣れた姿が入る。
思わず嬉々として声をかける。

「お?ディア」

「あら、アカガネ」

向こうもこっちに気づき、こちらを向く。
同じ第三中隊のディアだ。

「奇遇だな、ディアもこの列車に乗るのか?」

「そうだけど…あなたも?」

話してみると、どうやら目的地への途中まで道のりが重なりそうなのでその間一緒に列車に乗ろうという流れになった。

「これで三人一緒になったりしたら面白いわね」

「あー、ルクスも実家に帰るって言ってたからなー」

リクとライス中尉は残っているらしいけど。
ルクスも一緒に行く事になったら楽しい道中になりそうだ。
和やかに話していると、ホームに列車が来た。人ごみが流れ始め、その流れに従うように俺たちも列車に乗り込む。

「……ねえ、なんていうか…気付いてる?」

「……まぁ、なんとなく」

「…………多くない?」

彼女の問いに、周りを見渡す。
確かに、彼女の言うとおり見知った顔…オースィラ軍の同僚達が多く見かけられる。

「今日から連休だしなー。一番近い駅が此処だし、まあこーゆー事も…あるんじゃないか?」

「そう…?」

「探してみたらもっと居るかもな」

人がごった返している車内を進み、空いている席を探す。
だいぶ進んだであろう頃、気が付けばディアとの距離が開いてしまっていた。
少し離れた所にいる彼女に、声をかける。

「ディア、どうしたんだー?」

「あっ…ううん、何でもないのよ」

彼女は誰かを探しているようであった。

そして、楽しいはずの列車旅行がちょっとした事件になる事などこの時の俺達は知る良しもなかった。

=====


とりあえずアカガネの私服はこんな感じで。
パッと見の形が普段の軍服とあまり変わらなかったので色合いで違いを出してみたのですが…
足元はシンプルな白い靴、手袋はしていません。
メアレイヒでエージ君とお会いしたときもこの服装です^q^イマサラ

とりあえず画像だけ上げて後で色々書く!
以下追記:
・基本はディアさんと一緒に行動かな
・駅でばったり会ってじゃあ途中まで一緒に行こうかーなノリがいいです先生!
・モヤモヤしてるディアさんを元気付けてあげたい
・帰って暫くしたらルク←ディアに感付きたいですが宜しいでしょうか←
・このイベントを期に他の中隊の方とも絡みたいんだぜ←
・とりあえず甘味制覇はガチかな
・噂を聞いた感想→へーそうなんだ面白そー(明らかに本気にしていない)
・夜「ちょっとトイレ行って来る」→失踪でディアさんをびびらせたい
・騒動が過ぎ去った後で「…ちょっと待て、明らかにアレはおかしかったぞ」という事に気づいて一人卒倒
・ライス中尉にもルクスさんにもリク君にもお土産買ってくるよ!^▽^

とりあえずこんな感じで考え中ですが赤いのは自由に使って頂いて構いませんのでー^^

今更ながら、黒ばななさんラフチュウありがとう御座います!アカガネの気さくないい兄ちゃんぷりが凄くカッコよくて…!
チガヤさんのパロ動画に思わず反応してしまった自分がいます^^ちょ、私九龍大好きなんですが^^完成凄く楽しみにしてます^^
ホウエンプチオフいいなーいいなーなんてぼやいてみます笑
いつかどなたかカントーでオフしません…か…私が行けるのは東京あたりまでですが笑

この下にてなりきり記事です。
「いらっしゃいませー」

店に入ると、明るい色合いの制服を着た女性店員が出迎えてくれた。
昼下がりのまったりとした時間帯、親子連れや話に花を咲かす女性同士、カップルなど、賑やかな雰囲気だ。

そんな中に、連れ立った男三人。

「なーなー中尉、奢ってくれるのか?」

「あー流石にそれは無理!」

「むくれるなよ、リク?」

店員に案内され、日差しが柔らかい窓辺の席に案内される。

「さーて、何食おうかなー…」

席に着きすぐさまメニューに目を通すリク。
隣に座った俺は横からちらりとメニューの内容を覗き見する。

「ご注文はお決まりでしょうか?」

メニューを見ながら考えを巡らせていると、女性店員がやってきた。
リクもライス中尉も、既に注文は決まったようである。

「あ、じゃあコーヒーと…あとこのサンドイッチで」

「おれは苺のパイ、あとアイスレモンティーな!」

「それじゃあ…ストロベリーパフェとウィンナコーヒー」

「かしこまりました」

注文を聞き、店員は店の奥へ消えていく。

「なんだよ、二人とも苺?」

中尉に聞かれ、リクと顔を合わせてニカッと笑う。

「パフェ一口分けてくれよ?」

「パイもな?」

ふぅんとした顔の中尉に、再び話題を振る。

「しかし、ディアとルクスが来られなかったのはちょっと残念でしたね」

「だよなぁ、せっかく陸三中隊仲良く親睦を深めよう!ってのになぁ…まぁ来てたら来てたで、どうせあの二人は激辛料理なんだろうけどな」

ライス中尉はやれやれといった感じで語る。

「そういやこの間の…凄かったですよねぇ」

「おれもビックリしたよ、一口食べていきなり叫び出したんだぜ?」

「うっ…思い出させてくれるな、また口の中にあの刺激が蘇ってくる…!」

先日の昼食時、ルクスとディアの激辛党ぶりを知らなかったライス中尉は二人用のパスタを一口口にしてそれはもう地獄を見た。
…俺だって同じ地獄をみた人間(ポケモン?)として、その気持ちは文字通り痛いほど良く分かる。

あれから数日しても二人が俺たちに激辛フルコースを振舞う気配がないのが救いだ。

「そんなに凄いのか?あの二人の料理って?」

「「リク、間違っても食べてみたいとか絶対に言うんじゃないぞ」」

思わず俺と中尉の声がハモる。リクは相変わらず頭にハテナを浮かべている。

「そういえば二人は明日からの休みの予定ってあんのか?」

「うーん、そうだなぁ…」

…そういえばまだ特に考えていなかったな。ルクスやディアは実家に顔を出しに行くらしいと聞いてはいるが。
俺は帰る実家も無いからなぁ…一度メアレイヒに行ってみようかとも考えてはいるが。
そうだ、士官学校に入ってから卒業するまではなかなか暇が取れなかったから、村の跡地にある家族の墓に墓参りに行けてなかったっけな。
せっかくの機会だ、墓参りがてら横断鉄道でのんびり鉄道旅行でも楽しもうか。

「大変お待たせしました」

話に夢中になっていたら、いつの間にか注文の品が来たようである。
テーブルに並べられたそれらに手を伸ばす俺たち。

そしてコーヒーを飲もうと、脇の砂糖入れを手に取る俺。



「な、なぁアカガネ」

「ん?」

「お前…今、角砂糖何個入れた?」

「んー…数えてないけど、6個は入れたかなぁ」

「えっちょ、それ明らかに多すぎだろ!コーヒー単体ならまだしも、パフェと一緒でそれは!!」

「アカガネってばいつもこうなんだぜー、この前なんか医療隊の人に説教されてたらしいし」

「お前それ、誰に聞いたんだよ!」

「ウェーブから。それ聞いた時はホントおかしかったなー」

「おかしいとか言うなよ、あの時ホントにびびったんだぜー彼女の気迫には!」

「いやそこ笑い話ですむレベルじゃないし!アカガネもびびるところが違うって!!」

そんな昼下がり。


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