*こちらで描かせて頂いたチュウ絵は、親御さんのみ保存転載OKです。
[
05/26
5月26日:海上にて
]
夜、あたりが暗くなった頃、何となく甲板の上に出る。
海の上なだけあって、星と月の灯り以外に光源は無く、静かな闇に包まれている。
肌に当たる夜風が気持ちいい。
『私達十一連隊に出動令が下る間もなくカタが付けばいいんですけどねぇ』
ついこの間トーキーと交わした言葉をふいに思い出す。
彼のその言葉もむなしく、俺達は戦地に向かっているわけだが。
「もっとも、俺達が戦わない所でオースィラとメアレイヒの軍人同士が殺し合いをしているのも、確かなんだけどな」
そしてその度に、どこかで誰かが大切な人を亡くして悲しむのも確か。
大体戦争なんて、いがみ合っているのはお偉いさんのクセに、哀しい思いをするのはいつもその下にいる兵や民じゃないか。
(一般国民は基本的に"協約"で守られてはいるが)
こんな事に意味は果たしてあるのだろうか。いや、軍人が戦争に意味を見出す事自体間違いなのだろうか。
大きな声では言えないが、くそくらえだ。
「あら、アカガネ少尉。ここにいたのね」
「ディアか、何か用か?」
「用も何も、もう夕食の支度が出来ているのよ。席に着いていないの、貴方だけなんだけど」
「あ、あぁそれは悪い悪い^^;今行くよ」
ディアと一緒に、食堂の方へと歩く。
やっぱり、艦内のこの低い天井は慣れない。
「ねぇアカガネ少尉」
「何だ?」
「さっき甲板で、何考えてたの?なんだか思いつめた風な顔だったけど」
「…いや、何でもないよ?大体俺が、そんな考え事をするような頭を持っていると思うか?」
「…それは、そうだけど…」
「さぁ、早く行こうぜ。みんなを待たせちゃってるからな」
食堂に着くと、遅い、腹減った、などのブーイングで歓迎される。
俺はバツが悪そうにしながらも、みんなに謝った。
みんなを信用していないわけじゃないけれど。
あまり心の内を話す気にはなれない。自分の、出自の事も。
俺のことでみんなに心配をかけたり気を揉ませたりしたくないという思いもあるのだが…
=====
海の上なだけあって、星と月の灯り以外に光源は無く、静かな闇に包まれている。
肌に当たる夜風が気持ちいい。
『私達十一連隊に出動令が下る間もなくカタが付けばいいんですけどねぇ』
ついこの間トーキーと交わした言葉をふいに思い出す。
彼のその言葉もむなしく、俺達は戦地に向かっているわけだが。
「もっとも、俺達が戦わない所でオースィラとメアレイヒの軍人同士が殺し合いをしているのも、確かなんだけどな」
そしてその度に、どこかで誰かが大切な人を亡くして悲しむのも確か。
大体戦争なんて、いがみ合っているのはお偉いさんのクセに、哀しい思いをするのはいつもその下にいる兵や民じゃないか。
(一般国民は基本的に"協約"で守られてはいるが)
こんな事に意味は果たしてあるのだろうか。いや、軍人が戦争に意味を見出す事自体間違いなのだろうか。
大きな声では言えないが、くそくらえだ。
「あら、アカガネ少尉。ここにいたのね」
「ディアか、何か用か?」
「用も何も、もう夕食の支度が出来ているのよ。席に着いていないの、貴方だけなんだけど」
「あ、あぁそれは悪い悪い^^;今行くよ」
ディアと一緒に、食堂の方へと歩く。
やっぱり、艦内のこの低い天井は慣れない。
「ねぇアカガネ少尉」
「何だ?」
「さっき甲板で、何考えてたの?なんだか思いつめた風な顔だったけど」
「…いや、何でもないよ?大体俺が、そんな考え事をするような頭を持っていると思うか?」
「…それは、そうだけど…」
「さぁ、早く行こうぜ。みんなを待たせちゃってるからな」
食堂に着くと、遅い、腹減った、などのブーイングで歓迎される。
俺はバツが悪そうにしながらも、みんなに謝った。
みんなを信用していないわけじゃないけれど。
あまり心の内を話す気にはなれない。自分の、出自の事も。
俺のことでみんなに心配をかけたり気を揉ませたりしたくないという思いもあるのだが…
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05/23
5月23日:ある鸚鵡と狐の会話
]
「曹長、お茶を入れてきましたわ」
「ん?あぁ、ありがとう御座います。すみませんねぇ」
「いいえ。…そういえば曹長、ご存知ですか?」
「えっと…何がだい?」
「例の無人島の事ですわ、何でも、オースィラとメアレイヒの両調査団が激突したとかで…」
「あぁ、その話は聞いていますよ。また、緊張が高まりましたね…」
「現在、その島で報復戦が展開されているらしいですわね。このまま、無事に済めばいいのですが…」
「戦況によっては、ワタクシ達十一連隊にも出動命令が下るかも知れませんね…油断を許さない状況ですね…」
「えぇ、警戒しておいた方が良さそうですわ」
「そういえば…少尉はこのことをご存知なのですか?」
「先ほど廊下で会って話しましたが、やはり上層部や同僚の方々から聞いていたようですわ」
「はぁ…正直な所ワタクシ、戦争になったらあの方には不安を隠せないのですよ。注意力散漫な所はともかくとして…」
「あの方はどこか甘いですからね、戦場ではそれが命取りになる事もよくありますし」
「それであの方を見捨てようと思ったことは?」
「…ふふ、ありませんわ。彼が甘いのは確かですが、部下想いの優しい方である事も、また確かですから」
「はは、そうですね」
「…さて、仕事もひと段落しましたし…少尉や軍曹達も呼んで、お茶の時間にしましょうか」
「あぁ、お手伝いしますよ」
「ありがとう御座います。でも、お気遣いなく」
「・・・」
そんな、とある午後の話。
=====
「ん?あぁ、ありがとう御座います。すみませんねぇ」
「いいえ。…そういえば曹長、ご存知ですか?」
「えっと…何がだい?」
「例の無人島の事ですわ、何でも、オースィラとメアレイヒの両調査団が激突したとかで…」
「あぁ、その話は聞いていますよ。また、緊張が高まりましたね…」
「現在、その島で報復戦が展開されているらしいですわね。このまま、無事に済めばいいのですが…」
「戦況によっては、ワタクシ達十一連隊にも出動命令が下るかも知れませんね…油断を許さない状況ですね…」
「えぇ、警戒しておいた方が良さそうですわ」
「そういえば…少尉はこのことをご存知なのですか?」
「先ほど廊下で会って話しましたが、やはり上層部や同僚の方々から聞いていたようですわ」
「はぁ…正直な所ワタクシ、戦争になったらあの方には不安を隠せないのですよ。注意力散漫な所はともかくとして…」
「あの方はどこか甘いですからね、戦場ではそれが命取りになる事もよくありますし」
「それであの方を見捨てようと思ったことは?」
「…ふふ、ありませんわ。彼が甘いのは確かですが、部下想いの優しい方である事も、また確かですから」
「はは、そうですね」
「…さて、仕事もひと段落しましたし…少尉や軍曹達も呼んで、お茶の時間にしましょうか」
「あぁ、お手伝いしますよ」
「ありがとう御座います。でも、お気遣いなく」
「・・・」
そんな、とある午後の話。
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基本的に状況把握だけでいっぱいいっぱいなので、意見を考える+出す余裕が無い人ですごめんなさい…
そもそも軍事関係の知識がプーなので意見考えた所で「ありえないだろそれ」で一蹴されるのが目に見えているので←
一応把握の為に現状を軽くまとめてみた?
間違ってたらそっと優しく耳打ちしてあげて下さい笑
・現在の所、水に毒混入でオースィラ戦力に打撃⇒吹雪で追い討ち、撤退の線が濃厚?
・雪崩案、現状の案を白紙に戻してという意見もあり
・医療隊の治療所のルールは旧軍人企画のそれを踏まえればOK?
・陸軍基地はG7、戦地に向かう際は纏まって行動の方に意見が寄っている感じ(海路は海軍の方に一緒に送ってもらう?)
・陸軍全体の役割は陸戦+非戦闘員の護衛(←この辺を利用して軍楽・医療・情報部隊の方と絡めそうだ!笑)
・オースィラ会議は明日の9時から!
アカガネの行動メモ
・基本は自身で前線に立って戦陣を指揮しつつ自ら切り込んでいそうなイメージ…だけど少尉・小隊長と言う立場的にやっちゃって大丈夫なのかしら?
・作戦はアカガネ自身が方向性を示して、詳細はトーキーやテンコの意見を仰ぎつつ話し合って決める
・戦法は接近戦でのガチバトル!どなたかガチンコ勝負しませんか?ただし火気厳禁←ちょ
・頭脳労働はトーキーとテンコにまかせっきりになりそう…それでいいのか小隊長!!
・アカガネは自身が戦災孤児のようなもんだから、戦場で迷いが出ることも多々ある。ある意味人間らしいといえば聞こえはいい
・結論:コイツは某お花と違う意味で軍人として終わってる←
・オースィラ、特に陸軍の方は基本的に記事中でモブ程度に自由に借りて頂いて結構です。(姿を見かけるとか軽く会話を交わすとか)
・が、作戦内容や戦況に重大に関わるような行動をさせる際はこちらの承諾を持ってお願いします(そもそもコイツはそんな重大な事に使えるほどの人物かどうかが甚だ疑問ですが←)
・状況把握・確認には極力気をつけますが、もしこちらの誤解で私の書いた記事中に間違いが発生しましたら修正させてください頼みますからお願いします勘弁してください←
現時点でやりたいこと
・エージ君とすれ違い「あれ、今のって…まさか、な…他人の空似だよな?」
・アカガネとトーキーの会話:水毒見⇒「うん…大丈夫そうだよ」⇒「ちょっと信用なりませんね」⇒「え?なんで?」⇒「少尉…あなたは何タイプでしたっけ?」⇒「えっと、虫と鋼……あっ」⇒「鋼に毒は無効、ですよねぇ少尉?」
しびれごなだったら有効だけどね笑
・とりあえず戦う、前線で好き放題やりたい(駄目だろ)
・戦争に対する葛藤をモノローグで語らせたい。実際に軍人になってみて、士官学校に入った頃とは大幅な心境の変化があるんだよきっと
そもそも軍事関係の知識がプーなので意見考えた所で「ありえないだろそれ」で一蹴されるのが目に見えているので←
一応把握の為に現状を軽くまとめてみた?
間違ってたらそっと優しく耳打ちしてあげて下さい笑
・現在の所、水に毒混入でオースィラ戦力に打撃⇒吹雪で追い討ち、撤退の線が濃厚?
・雪崩案、現状の案を白紙に戻してという意見もあり
・医療隊の治療所のルールは旧軍人企画のそれを踏まえればOK?
・陸軍基地はG7、戦地に向かう際は纏まって行動の方に意見が寄っている感じ(海路は海軍の方に一緒に送ってもらう?)
・陸軍全体の役割は陸戦+非戦闘員の護衛(←この辺を利用して軍楽・医療・情報部隊の方と絡めそうだ!笑)
・オースィラ会議は明日の9時から!
アカガネの行動メモ
・基本は自身で前線に立って戦陣を指揮しつつ自ら切り込んでいそうなイメージ…だけど少尉・小隊長と言う立場的にやっちゃって大丈夫なのかしら?
・作戦はアカガネ自身が方向性を示して、詳細はトーキーやテンコの意見を仰ぎつつ話し合って決める
・戦法は接近戦でのガチバトル!どなたかガチンコ勝負しませんか?ただし火気厳禁←ちょ
・頭脳労働はトーキーとテンコにまかせっきりになりそう…それでいいのか小隊長!!
・アカガネは自身が戦災孤児のようなもんだから、戦場で迷いが出ることも多々ある。ある意味人間らしいといえば聞こえはいい
・結論:コイツは某お花と違う意味で軍人として終わってる←
・オースィラ、特に陸軍の方は基本的に記事中でモブ程度に自由に借りて頂いて結構です。(姿を見かけるとか軽く会話を交わすとか)
・が、作戦内容や戦況に重大に関わるような行動をさせる際はこちらの承諾を持ってお願いします(そもそもコイツはそんな重大な事に使えるほどの人物かどうかが甚だ疑問ですが←)
・状況把握・確認には極力気をつけますが、もしこちらの誤解で私の書いた記事中に間違いが発生しましたら修正させてください頼みますからお願いします勘弁してください←
現時点でやりたいこと
・エージ君とすれ違い「あれ、今のって…まさか、な…他人の空似だよな?」
・アカガネとトーキーの会話:水毒見⇒「うん…大丈夫そうだよ」⇒「ちょっと信用なりませんね」⇒「え?なんで?」⇒「少尉…あなたは何タイプでしたっけ?」⇒「えっと、虫と鋼……あっ」⇒「鋼に毒は無効、ですよねぇ少尉?」
しびれごなだったら有効だけどね笑
・とりあえず戦う、前線で好き放題やりたい(駄目だろ)
・戦争に対する葛藤をモノローグで語らせたい。実際に軍人になってみて、士官学校に入った頃とは大幅な心境の変化があるんだよきっと
昨晩の会議、お疲れさまでした!
始終空気読めず役に立たない子でごめんなさい;でも意見がないわけじゃないんです、的外れなこと言ってたらどうしようと思うと怖くて言うに言えないんです←
(あと皆様の素晴らしい意見を前にして私のまとまりのない意見は必要ないだろうなと)
とりあえず戦争時における私の合言葉は、「卑怯上等(フォローを用意的な意味で)」「使えるモンは使っとけ」「分からないときはぼかしとけ」です。…最低だな笑
アカガネは技構成的にガンガン斬り込ませたいんですが、少尉のすべき事って何かあるんでしょうか…うーん。
そして未だに日記でGW旅行記が終わらない罠。あれ、いなくなり組の人ってどんな感じで動いてんでしょ?←
始終空気読めず役に立たない子でごめんなさい;でも意見がないわけじゃないんです、的外れなこと言ってたらどうしようと思うと怖くて言うに言えないんです←
(あと皆様の素晴らしい意見を前にして私のまとまりのない意見は必要ないだろうなと)
とりあえず戦争時における私の合言葉は、「卑怯上等(フォローを用意的な意味で)」「使えるモンは使っとけ」「分からないときはぼかしとけ」です。…最低だな笑
アカガネは技構成的にガンガン斬り込ませたいんですが、少尉のすべき事って何かあるんでしょうか…うーん。
そして未だに日記でGW旅行記が終わらない罠。あれ、いなくなり組の人ってどんな感じで動いてんでしょ?←
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05/18
5月3日:第一種接近遭遇
]
「トイレ、トイレっと…」
ディアと別れて食堂を後にした俺は、列車の通路を進む。
途中で会ったチャドとヘルツィヒにトイレの場所を聞き、今はそこに向かっている。
「確かチャド達がいた車両から、3つ先の車両だったよな…お、ここだな」
目的の車両に到着し、トイレの扉を探す。奥の方にそれらしき扉を見つけ、足早に歩いていく。
「うー間に合ったー、さぁトイレトイレっと…」
トイレに入り個室の扉を開けようとしたその時、中から人が出てきた。

「・・・」
「・・・」
一瞬混乱した。
中から出てきたのは、ツインテールの女の子。
そしてここは…
「あの」
「はい?」
「ここは女子トイレですヨ」
女の子は至って落ち着いた口調でそう言った。
…逆に俺の方がキョドってないか?
「あ、あぁゴメン、うっかり間違えたみたいで…」
「男子トイレは一つ向こうの車両デス、とても間違えるような場所ではないかと思いますガ?」
グサッと刺さったぞ、今のは。
「…あ、アレだよ、俺疲れてるんだよアハハハハ」
「…そうですカ」
…なんか鼻で笑われた気もするけど…き、気にしない。
「それじゃあ俺はもう行くな、迷惑かけて悪かったね」
「そういえバ、」
「?」
「この列車にまつわる噂話があるのですガ…ご存知ですカ?」
…またその話か。
さっきの食堂車でも、出発前のテンコの話でも、その他もろもろでも耳に入ってるからなぁ。
第一そういうのは本気にしないタチだし。
「あぁ、聞いてるよ。この列車でもあちこちで聞いてるからね、耳にタコだよ」
「そうですカ。…その様子だと、本気にしていないようですネ?」
「ん、まぁな。生憎そういった類の話は信じてないし。それじゃあな」
「せいぜい気をつけて下さいネ、まぁ私には関係ないことですガ」
そう言って彼女と別れ、男子トイレの方に向かう。
「…何だ、電気切れ掛かってんのか?」
用を足して出てきたとき、照明が不規則にチカチカしているのに気が付いた。
それと同時に、あたりが妙にシンとしているのにも。
さっきの女の子の言葉が蘇る。
「まさか、な…ハハ…っと、ディアを一人で待たせてるんだっけな、早く戻ろう…」
踵を返し、食堂車へと向かう。
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ディアと別れて食堂を後にした俺は、列車の通路を進む。
途中で会ったチャドとヘルツィヒにトイレの場所を聞き、今はそこに向かっている。
「確かチャド達がいた車両から、3つ先の車両だったよな…お、ここだな」
目的の車両に到着し、トイレの扉を探す。奥の方にそれらしき扉を見つけ、足早に歩いていく。
「うー間に合ったー、さぁトイレトイレっと…」
トイレに入り個室の扉を開けようとしたその時、中から人が出てきた。
「・・・」
「・・・」
一瞬混乱した。
中から出てきたのは、ツインテールの女の子。
そしてここは…
「あの」
「はい?」
「ここは女子トイレですヨ」
女の子は至って落ち着いた口調でそう言った。
…逆に俺の方がキョドってないか?
「あ、あぁゴメン、うっかり間違えたみたいで…」
「男子トイレは一つ向こうの車両デス、とても間違えるような場所ではないかと思いますガ?」
グサッと刺さったぞ、今のは。
「…あ、アレだよ、俺疲れてるんだよアハハハハ」
「…そうですカ」
…なんか鼻で笑われた気もするけど…き、気にしない。
「それじゃあ俺はもう行くな、迷惑かけて悪かったね」
「そういえバ、」
「?」
「この列車にまつわる噂話があるのですガ…ご存知ですカ?」
…またその話か。
さっきの食堂車でも、出発前のテンコの話でも、その他もろもろでも耳に入ってるからなぁ。
第一そういうのは本気にしないタチだし。
「あぁ、聞いてるよ。この列車でもあちこちで聞いてるからね、耳にタコだよ」
「そうですカ。…その様子だと、本気にしていないようですネ?」
「ん、まぁな。生憎そういった類の話は信じてないし。それじゃあな」
「せいぜい気をつけて下さいネ、まぁ私には関係ないことですガ」
そう言って彼女と別れ、男子トイレの方に向かう。
「…何だ、電気切れ掛かってんのか?」
用を足して出てきたとき、照明が不規則にチカチカしているのに気が付いた。
それと同時に、あたりが妙にシンとしているのにも。
さっきの女の子の言葉が蘇る。
「まさか、な…ハハ…っと、ディアを一人で待たせてるんだっけな、早く戻ろう…」
踵を返し、食堂車へと向かう。
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